一人暮らしの引っ越し総費用はいくら?内訳と値下げポイント

引越し費用の総額

引越し費用には、家賃の約5,6ヶ月かかると言われています。

その中でかかるのは、

  1. 初期費用
  2. 引越し費用
  3. 生活家具費用

の3つです。

総費用は実際いくらくらいなのか、内訳を見せながら解説し、元不動産店長的にどこを抑えられるのかをお話しします。

ここがポイント
  1. 賃貸契約の初期費用交渉できそうな場所を全公開
  2. 引越しは見積もりまくってください

賃貸契約の初期費用と内訳はいくら

引越しの総費用は家賃の6ヶ月分と考えるので、家賃が6万円だった場合は36万円です。

5万だった場合は25万円?いや、安すぎる気もする。ですがだいたいそれくらいですね。

そのうち賃貸契約の初期費用は約5ヶ月分です。

実際に8万の家に住んだ時に初期費用が30万円で抑えられたケースもあります。

  1. 敷金(保証金)
  2. 礼金
  3. 前家賃
  4. 管理費・共益費
  5. 日割り家賃
  6. 仲介手数料
  7. 賃貸保証料
  8. 鍵交換費用
  9. 火災保険料
  10. 消毒料
  11. 害虫駆除
  12. その他(変なの)

敷金(保証金)

敷金は退去時に部屋を現状復帰させるためのお金です。デポジット(保証金)みたいなものです。

ちゃんと申告をすれば、クリーニング費用を差し引いて余った敷金は通常帰ってきます。

交渉でなくすのは難しい

礼金

礼金は昔からある謎のしきたりです。オーナーさんに対してのお礼金です。

完全に物件によるのですが、入居者の条件がよかったり、あまり人気がないとか、早く入居者が欲しいとかによっては交渉で期待します。

交渉できる可能性あり

前家賃

前家賃は入居した次の月の家賃を先に支払ってもらいます。月の半分(15日以降)に入居した場合は初期費用とつくケースが多いです。

半分前(1から14日)までに入居をすると、日割り家賃だけで前家賃は初期費用としてかからないこともあります。

また、フリーレントがついている物件ですと初月の賃料がタダなので、必然的に前家賃はかかりません。

三井不動産の物件ですと、前家賃が初期費用で2ヶ月分という物件もあるので、その点は申し込み前に確認しましょう。

交渉は難しいですが、やり方次第で消せる可能性あり

管理費・共益費

管理費、共益費は前家賃と一緒に支払います。日割り家賃も管理費を割って支払います。

通常交渉は難しいですが、賃料同様に交渉できる場合もあります。

一人暮らしの物件ですと6万から10万の間の物件なので、人気エリアだと賃料交渉は厳しいです。

結構厳しい、なぜそこいく?って感じ

日割り家賃

入居日予定の日から月末までを数える。

賃料÷30(1ヶ月だから前後する)×入居から月末で計算する。

交渉はほぼ無理

仲介手数料

不動産会社に支払うお金です。契約前に言ったらこじれるやつなので、申し込み段階で条件として出してください。

すんなり決めた物件や問い合わせ段階で仲介手数料無料と書いてあったなら十分可能性としてあります。

交渉で消せる可能性あり

賃貸保証料

不動産会社が決めることではなくて、別会社が決めている料金だから無理ですね。

物件を管理している会社によって提携している保証会社を使うのが基本です。

賃料の40%から100%がかかります。

交渉は諦める

鍵交換費用

鍵交換費用は物件にもよるけど、だいたい2万円くらいです。

鍵交換しなくていいですよって言って交換しないケースがあったけど、あまりそれは言いたくない…笑

不動産会社によっては持ってくれるところもあるかもしれないけど、あまり聞かない。

火災保険料

一人暮らしだと15000円がベターな料金。

少し広めだと、20000円の場合もあります。

保険料は変わらないと考えていてOK

消毒料

何を消毒するんだろうと思ってしまう料金です。だいたい1万くらい。

一応ダスキンとか、業者を読んで綺麗にしてもらっているので、人によっては外せる可能性がある。

アパマンさんとか外してくれるイメージだけど、担当と仲よかっただけかもしれない…

個人的には安くできる可能性はある

害虫駆除

こちらも業者を呼んで害虫駆除をしているっぽい料金です。だいたい1万くらい。

害虫駆除は自分でもホームセンターで買っているので人件費と思ってよし。

個人的には安くできる可能性はある

その他(変なの)

その他書類作成費用とかよくわからないものが付いていたりするのですが、その辺は物件によって交渉できます。

まちまちだけども3000円から10000万くらいかかる。

個人的には安くできる可能性はある

一人暮らしの引越し費用はいくら

引越し費用は時期によってまちまちです。引越し比較サイトで探すか、不動産会社で見積もりをとってもらってください。

繁忙期だと結構ヤバ高いです。だいたい平均して3万はすると見ておいて良いでしょう。

  1. 自分で軽トラで運ぶ
  2. 保証がない引越し屋さんを選ぶ

上記を実行すればかなり費用は抑えられます。どれだけの荷物を持っていくかによりますなあ。

一人暮らしの生活家具費用はいくら

すでにベットや机などがある状態であれば、新居で必要なのは、カーテンくらいでしょう。

個人差があって、新しいのを買う人も多いでしょうが、カーテンは住む場所によって窓の大きさが変わるので買う可能性が高いです。

だいたい3000円から10000円と見ておきます。

一人暮らしの引越し総費用はいくら

交渉をしないで考えると

敷金 60000
礼金 60000
前家賃 60000
管理費・共益費 0
日割り家賃 28000
仲介手数料 60000
賃貸保証料 30000
鍵交換費用 20000
火災保険料 15000
消毒料 10000
害虫駆除 10000
その他(変なの) 3000
356000

引越し費用3万とカーテン1万を足して39.6万円です。タケエエエエエ(´・_・`)

注意

家賃は6万円。住むタイミングは16日と仮定、1ヶ月は30日。

一人暮らしの初期費用を抑える方法

初期費用で抑えられる料金は、以下3つ。

  1. 礼金
  2. 前家賃
  3. 仲介手数料

3つ消えれば18万円です。そこに引越し代金も抑えれば20万円近くです。

交渉のタイミングについてはこちら

長々と書いてあるので気をつけてください。笑

20万円近くを抑えれば17.6万円まで抑えることも可能です。(大変だけどね)

まとめ

一人暮らしの引越し費用のざっくりとした概算と抑えられるポイントについてでした。

記事のおさらい
  • 初期費用を抑えたいなら交渉できる場所とタイミングに注意
  • 引越し業者は見積もりを取りまくって考えるべし
  • 初期費用を抑えたいなら住むタイミングは14日まで

決して安くはないですが、お金があるならば値段で決めるのではなくて、納得いくお部屋に住んでは欲しいと思います。

住む場所で人って変わるからな〜。( ´ ▽ ` )ノ

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