同棲する時に世帯主はどちらになるのかと疑問に思う方もいるでしょう。
2人とも住民票をうつした方がいいのか?
そもそも住民票を移すメリットとデメリットはなんのなのか?
前もって同棲をする前から予備知識として持っていてください。
そもそも住民票を移すのは義務なのか?
そもそも同棲をするとなった場合は、住民票をうつすのが義務なのでしょうか?
気になるところです。
いろいろと情報が飛び交っていますが、基本的に国からだしている省庁データを参照してください。
以下総務省の情報を引用します。
住民票(住民基本台帳)には、氏名、生年月日、性別、住所、世帯主との続柄などが記録され、国民健康保険、国民年金、児童手当、選挙人名簿への登録など各種行政サービスの基礎となっています。
お住まいの市区町村で、行政サービスを確実に受けられるようにするため、入学・就職・転勤等に伴う引越し等により住所を移した方は、速やかに住民票の住所変更の届出を行って下さい。
(法律上の義務です。正当な理由がなく届出をしない場合、5万円以下の過料に処されることがあります。)
最悪の場合5万円の罰金が発生するために、引越し先が決まって引っ越した場合には住民票を届けるようにいたしましょう。
しなくてもいいや。と思っているといざというときにサービスを受けられなかったり。
選挙の権利がなかったりしますので、最低限忘れないようにしましょう。
同棲の場合は世帯主はどうする?
同棲をする場合に世帯主はどちらになるのでしょうか?
世帯主が1人の場合と2人の場合があるでしょう。一般的には2人ともに別の世帯で同棲を始める方が多いと思います。
結婚を期に世帯主を主人だけにするのが日本では通例な気がしています。
世帯主が1人の場合
世帯主が1人場合は、同居人という扱いになるために、何かで住民票が必要になった際には世帯主であるもう片方の同居人の名前も公開されてしまいます。
会社の人にはバレたくないなーっと思っている人にとっては少し嫌ですね。
世帯主を1人にして
世帯主が2人の場合
世帯主が2人の場合には住所は同じですが、世帯が別なので、書類を提出する際にも別にバレることはありません。
結婚に備えてお互いに生計をたててお金を貯めているカップルも多いと思いますので、初めての同棲のときは別世帯でそれぞれに住民票を登録していいのではないかと思います。
同棲をするときの住民票の移動手続き
同棲をするときに住民票はどこで手続きをすればいいのかについて説明します。
住民票は引っ越す予定の住所にある役所で行います。
転出届が必要になりますので、それぞれに前に住んでいた住所の役所にて、【転出届】をもらってください。
転出届をもっていき、次は転入届をもらい記入します。
その2つで住民票の登録は完了です。
本人確認が入るので、顔つき身分証明証をもっていきましょう。
運転免許証、旅券(パスポート)、個人番号カードまたは住民基本台帳カード(顔写真入りのもの)、身体障害者手帳、宅地建物取引主任者証、船員手帳、海技免状、小型船舶操縦免許証、猟銃・空気銃所持許可証、戦傷病者手帳、無線従事者免許証、電気工事士免状、認定電気工事従事者認定証、特種電気工事資格認定証、耐空検査員の証、航空従事者技能証明書、運航管理者技能検定合格証明書、動力車操縦者運転免許証、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、運転経歴証明書(平成24年4月1日以後に交付されたものに限る。)、在留カード、特別永住者証明書、一時庇護許可書、仮滞在許可書など
ない場合には
健康保険または後期高齢者医療の被保険者証、各種年金証書または年金手帳、住民基本台帳カード(顔写真無しのもの)、介護保険被保険者証、生活保護受給者証、各種医療証、恩給証書、申請書に押印した印鑑に係る印鑑証明書(発行から3か月以内のもの)などから2点
社員証または学生証、貯金通帳またはキャッシュカードから2点
終わりに
一般的に同棲をする人は世帯主は別々で2人ともになったほうがいいかと思います。
世帯主が一緒になるのは先々でいいので、余計なことは考えずにできる形でスムーズに引っ越しをしてみてはいかがでしょうか。